国内最小のハッチョウトンボの生態を調べてみませんか? 愛媛県西条市の庄内地区住民約30人でつくる「庄内ハッチョウトンボ保存会」が、22日に市内の保護区で実施するヤゴの生態調査の参加者を募集している。 ハッチョウトンボは、県が2009年3月に特定希少野生動植物に指定し、保護区を設けた。県レッドデータブックによると、体長約2センチ。体は雄が鮮やかな赤で、雌が黄色。サギソウなどが生える湿地に生息し、成虫は例年6~9月ごろ姿を見せる。 ヤゴの生態調査は、トンボが順調に成育しているかどうかを確認し、今後の保護活動を考えようと、県の協力を得て初めて企画。トンボと自然を考える会(高知県四万十市)の杉村光俊常務理事と愛媛大農学部の久松定智研究員を講師に招く。
↧