松山西署と県警生活安全企画課は19日、格安航空会社の就航などに伴い利用者増加が見込まれる松山空港(愛媛県松山市南吉田町)で防犯教室を開き、女性職員19人が防犯や護身術を学んだ。 同課の清原麻由警部補が、性犯罪の県内発生状況や被害に遭わないための心得を講話。イヤホンやスマートフォン(多機能携帯電話)を使いながら夜道を歩く危険性や、顔を見られるのを嫌う不審者対策として周囲に気を配る大切さを説いた。 護身術の指導では、不審者に手や首をつかまれた際の離脱方法を参加者同士で体験。杉田一美さん(28)は「とっさの判断は難しいと思うが、もしものときは学んだことを生かしたい」と話した。
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