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住民らが閉校後の地域活性化アイデア発表 大洲・正山小

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 3月末で閉校する愛媛県大洲市肱川町名荷谷の正山小学校(22人)の跡地利用や地域振興策を住民で考える「正山を語る会」が26日、同校であり、約140人が地元住民や教諭による計9案の活用策発表に耳を傾けた。 主催した同校統廃合準備委員会地域づくり部会の万願寺直記会長(48)が「衰退の危機に何かできないか。一歩を踏み出す力に」とあいさつ。20~80代の個人やグループ計16人が持ち時間各10分で話し、審査員や参加住民が採点した。 坪田敏志さん(49)、冨永高史さん(43)の農家2人は農地集積や農業6次産業化などの拠点にして新規就農者を呼び込みたいと語った。このほか1人暮らし高齢者の共同生活の場、食堂や売店、乗馬場などのプランが続々登場した。 審査の結果、喫茶店経営や農業体験で住民が遠来客とほのぼの交流する様子をせりふ劇で表現した「正山読み聞かせ隊」(5人)が最優秀となった。同部会は、上位案を即採用するのではなく、まずは夢を語り合うことで実際の動きにつなげたいとしている。

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