高級菓子製造販売の「源吉兆庵」(岡山市、岡田拓士社長)と農産物供給の連携協定を結んでいる愛媛県鬼北、松野両町は23日、それぞれ果樹の苗を記念植樹し、安定供給に向け決意を新たにした。 同社は果物を使った和菓子などを製造し国内外に販売している。2013年3月、宇和島、鬼北、松野の3市町、JAえひめ南と連携協定を締結した。13年度は宇和島圏域からクリやユズ、ブラッドオレンジなどを購入。今後、安定供給確立の条件の下で圏域での加工場建設を検討する。 今回の植樹は、鬼北町果樹振興推進協議会がクリ10本、松野町の7農家が町の補助を受けモモ69本を植える。収穫後の果実を同社に供給する。
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