松山市出身の文学者、画廊主、美術評論家洲之内徹（１９１３～８７年）の生誕１００年にちなんだ展覧会「洲之内徹と現代画廊 昭和を生きた目と精神」の開展式が２４日、愛媛県松山市堀之内の県美術館であった。久万高原町菅生の町立久万美術館と共同開催で、一般公開は２５日から３月１６日まで。 ３度芥川賞候補となったこともある洲之内は、６１年から東京で現代画廊を経営。７４年から始まった芸術新潮での連載「気まぐれ美術館」で知られる。 展示するのは、残された作品からなる「洲之内コレクション」や、エッセー、画廊で取り上げた作品など約１９０点。萬鉄五郎や佐藤哲三など洲之内が再評価した作家や松山ゆかりの作品の数々が並ぶ。
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