愛媛県感染症情報センターは22日、今季初めて県内のインフルエンザ患者報告数(13~19日)が四国中央、宇和島両保健所管内で「注意報」の基準となる10人を超えたと発表した。センターは本格的な流行が始まるとみて、手洗いやマスク着用の徹底を呼び掛けている。 各保健所管内の報告数は四国中央12.4、宇和島11.7。今治と中予も10近くになっている。県全体は前週からほぼ倍増した7.8となった。迅速検査結果では、13~19日に報告があった患者477人のうち318人(74%)がA型だった。学級閉鎖の報告は津島高校の1件。 センターでは県内61の医療機関で患者数を定点把握。報告数が10人以上30人未満で「注意報」、30以上で大きな流行の発生・継続を示す「警報」となる。
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