愛媛県の今治市教育委員会は20日、波止浜公民館の男性嘱託職員(36)が2009年度ごろから複数回にわたり、経理事務をしていた地元自治会など約10団体の運営費など計約500万円を着服した疑いがあるとして調査を始めたと発表した。 市教委によると、男性は02年4月から同公民館に勤務し、公民館事務や行事運営のほか、自治会など10以上の団体の事務局を担当。管理していた各団体の通帳と印鑑を使い、無断で現金を引き出していた。男性は「知人の保証人になってできた借金の返済や生活費などに充てた」と説明しているという。
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