20日は一年で最も寒いとされる大寒。19日の愛媛県内は朝の最低気温が大三島で平年より4.6度低い氷点下2.9度、今治で1.9度低い氷点下0.2度だったが、多くの地点で平年並みとなった。 寒さが増すほどおいしくなるというホウレンソウ。県内最大産地といわれる西条市神戸地区では、収穫のピークを迎えている。JA西条ほうれん草部会長の近藤徳雄さん(63)=同市洲之内=は約1.5ヘクタールで年間4~4.5トンを生産。収穫期は11月から5月上旬までと長い。19日も雪化粧した石鎚山から冷たい風が吹きつける中、腰をかがめて鎌で1株ずつ丁寧に刈っていた。
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