特産の菊間瓦やかんきつなどをPRする「かわらぬ愛きくま2014」(実行委員会主催)が19日、愛媛県今治市菊間町池原の緑の広場公園などであり、家族連れが地域の伝統産業や文化に触れる体験を楽しんだ。 瓦300枚を使ったドミノ倒しで開幕。瓦用粘土板に手形を押す体験コーナーでは、親子が仲良く手形や足形を押し、記念のメッセージを刻んだ。母親と一緒に訪れた松山市の園児、明賀悠生ちゃん(5)は「思ったより粘土は冷たかったけど、絵を描くのが楽しかった」と笑顔で話した。 加茂神社での走り込みで知られるお供馬の乗馬体験も、子どもたちに大人気。農家が手塩にかけて育てた果実の品評会や菊間国家石油備蓄基地見学会などもあり、終日にぎわった。
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