愛媛県警生活安全企画課は15日、債権の代理購入などを依頼する不審な電話に関する相談が松山市と松前町の高齢者から3件相次いだとして、特殊詐欺被害注意報を発令した。 同課によると、15日午前11時45分ごろ、松前町の70代の女性方に「町内に介護施設を造る計画がある。あなたに建設のための債権を購入する権利が当たった。私たちの代わりに購入してほしい」と男の声で電話があった。 15日午前には松山市の70代の女性2人の自宅に、有名商社を思わせる社名を告げて「オレンジ色の封筒が届いていれば譲ってほしい」「パンフレットが届いていれば、中身を確認して譲ってほしい」などと電話があった。いずれも警察に相談し被害はなかった。
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