全国の高校生が起業のアイデアを競う「創造力、無限大∞高校生ビジネスプラングランプリ」(日本政策金融公庫主催)の最終審査会が14日までに、東京都文京区の東京大であり、愛媛県の宇和島水産高のアワビ養殖事業プランがグランプリに選ばれ、応募151校1546件の頂点に立った。 同コンテストは、起業率が低迷する若者の創業意識を高めようと初めて開催。書類審査を勝ち抜いた8件が最終審査に臨んだ。 同校のプランは、アワビ養殖の技術と環境保護の取り組みを生かした「宇和海からの贈り物~水高育ちのエコなアワビ」。人工授精で稚貝を生産し、地球温暖化防止活動の一環で同校が養殖する海藻を餌に育てる。コストが抑えられ、地元の道の駅で1個200円程度で販売でき、5年後に500万円以上の利益が見込めるとした。
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