家内安全や無病息災などを願う新春恒例の「大根だき」が12日、愛媛県今治市野間の野間寺であり、市内外から訪れた参拝客に熱々の大根を振る舞った。 地元特産の野間大根で地域を盛り上げようと、同寺が2000年から毎年実施している。今年は檀家(だんか)が大根約300本を奉納。11日から昆布やしょうゆ、砂糖などを加えて大鍋で炊き上げ、約1200食分を用意した。 同市の清水小1年石坂至琉君(6)は「味が染みこんでおいしかった。1年間元気で過ごせますように、と願いながら食べた」と話していた。
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