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早春の風物詩 宇和島でシロウオ漁開始

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 愛媛県宇和島市津島町の早春の風物詩、シロウオ漁が11日、岩松川河口で始まった。地元では「シラウオ」と呼ばれ、毎年1月中旬ごろから産卵のため満ち潮に乗り上ってくる。網の中では透き通ったあめ色のシロウオが元気よく跳ねていた。 11日午前11時の宇和島の気温は5.6度。昨年亡くなった父親の後を継ぎ、今年初めて本格的に漁に出た同市津島町高田の松浦和也さん(42)は、父が残した舟を操り、川の中央で約30メートルの網を張った。母紀江さん(65)が陸側から合図を送り、2人が網をたぐり寄せると、1投目で約30匹がかかり「初めてにしては上出来」と笑顔。20回ほど網を寄せ、5時間半で約5合の水揚げがあった。

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