参院選で若年層の投票を促そうと、愛媛県の松山市選挙管理委員会は１８日までに、松山大（同市文京町）に期日前投票所を開設する方針を決めた。市選管によると、大学での開設は全国初といい「若者が選挙を身近に感じられる環境をつくりたい」としている。 市選管によると、７月４日公示、２１日投票の場合、１７～１９日の午前１０時～午後４時に温山会館１階に開設する方向で検討しており、松山大生以外の有権者も投票できる。 ２０１１年に県選管が松山大で開いたワークショップで、学生が大学への投票所開設を提案したのがきっかけ。１３年４月、市選管が松山大に協力を依頼し協議していた。 市選管は「年齢が低いほど投票率が低い傾向がある。２１日に開設予定のフェイスブックなども通じて若者にも政治への関心を高めてもらい、投票率の向上につなげたい」と話している。
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