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全35駅に防犯カメラ設置へ 伊予鉄郊外電車

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 伊予鉄道(愛媛県松山市、佐伯要社長)が3月に郊外電車の全35駅への防犯カメラ設置を計画していることが6日、分かった。四国運輸局によると、全駅への設置は四国で初めてという。 同社は、全国的に駅や繁華街などへの防犯カメラの設置が進む中、カメラの犯罪抑止効果を期待し、乗客や乗務員、駅に勤務する従業員らの安全性向上を図る。 計画では、無人駅5駅を含む各駅の構内などに1台または複数台を設置。画像は1~2カ月間程度保存できる。詳細な設置場所や映像の管理方法は、防犯対策を理由に非公表としている。 県警刑事企画課によると、県内の駅や列車、踏切など鉄道施設での2013年の刑法犯認知件数は192件(前年比7件増)。発生場所は駅構内が94%を占め、罪種別では自転車盗が7割の138件(11件増)と最多だった。

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