食品から農薬問題　県内、店頭から商品撤去

　マルハニチロホールディングス子会社アクリフーズの冷凍食品から農薬が検出された問題で、愛媛県内のスーパー各社は３１日までに店頭から商品を撤去するなど対応に追われた。　フジ（松山市）はコロッケやピザなど４品目を販売しており、２９日夜に県内店舗から撤去した。以前扱っていた６品目を含めた計１０品目の返品に応じるほか、店頭では具体的な商品名と注意喚起の表示を行っている。　コープえひめ（同市）は共同購入と店舗でホットケーキなど４品目を取り扱い。２９日に店頭から回収し、共同購入の利用者にはダイレクトメールで情報提供した。商品が手元にある場合、返品に応じている。セブンスター（同市）も２９日に店頭にあった商品を撤去、返品を受け付けている。コロッケやピザ８品目を販売していた。