施設栽培のイチゴ狩りシーズンを迎え、愛媛県大洲市菅田町宇津の川本いちご園は26日、地元の菅田保育所の園児17人を招待し、子どもたちがビニールハウスで色づいた「あまおとめ」などを存分に味わった。 23アールで作付けしている園主の川本英男さん(43)によると、作柄は11月以来の日照不足から成長が平年より約2週間遅くなったが、長期間かけて太った分、味の乗りがよい。 子どもたちは高設栽培の棚の間を自由に行き来し「ここにいっぱいなってる」「甘ーい」などと歓声を上げ、へたを入れる紙コップがあふれんばかりに満喫していた。 元日オープンの同園はあまおとめ、紅ほっぺ、やよい姫、県開発新品種の四つが主力。予約制=電話090(3784)0150=で5月の大型連休明けまで営業予定。
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