愛媛県内生産量が全国の9割を占めるイヨカンの選果作業が24日、松山市福角町のJAえひめ中央堀江選果場で始まった。秋の高温多雨で大きく育ち、酸切れがよく、おいしく仕上がっているという。 イヨカンは、故宮内義正さんが1955年に同市内の園地で発見した「宮内イヨカン」が主力品種。同JAでは約2500戸の農家が宮内イヨカンを生産し、2013年産は2万977トン(前年比1.8%増)の収穫量を予想している。 収穫作業は10日に始まり、24日は約13トンを初選果。機械で品質や大きさごとに分類し、作業員が丁寧に箱に並べていた。
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