愛媛県松山市の道後温泉本館建設120周年を記念するアートフェスティバル「道後オンセナート2014」(実行委員会主催)は24日、プレオープンし、一部作品の公開が始まった。光る風船を持った地元小中学生ら約600人が本館周辺を記念パレードし、聖夜の温泉街は柔らかな光に包まれた。 パレード演出は、アーティスト平野治朗さんが手掛けた。夕方、参加者は3コースに分かれ道後公園を出発。小さな光をともした白い風船が、道後商店街や旅館街で流れる川のようになった。大勢の手で運ばれた風船は道後温泉本館に到着後、周辺に配された。 道後中2年の朝倉優香さん(13)と平野千尋さん(14)は「裏道を発見した」「気球を一面に飛ばしたような景色だった」と笑顔を浮かべた。
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