アロママッサージの医学的効果を検証する共同研究を行った愛媛大医学部とフィットネスクラブ「そらともりＲＥＮ」（愛媛県松山市南久米町）は１９日、同クラブ近くの関連施設で研究成果の発表会を開き、自律神経機能の改善やストレス軽減効果が認められたことを報告した。 学生が地域医療に触れる社会医学実習の一環で、共同研究は昨年に続き２度目。発表会には、研究に参加した対象者ら約７０人が出席した。 研究は、アロママッサージのリラックス効果を検証するため、自律神経機能に着目。１０分間足湯につかった後、室温３８度、湿度６５％のスタジオで指導を受けながらアロママッサージを行う週３回のプログラムを４週間行い、自律神経活動度や唾液酸化還元度などの測定結果を分析した。 学生は、アロママッサージで血圧が下がり、中でも精神的ストレスの軽減に効果があったと報告。不安状態の高さを表す数値も、実施期間中は軽減されていたと説明した。
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