愛媛県教育委員会は19日、県立中等教育学校3校(定員各160人)の2014年度入学志願者数を発表した。3校の志願者は計699人(前年度809人)で、全体の倍率は1.46倍(1.69倍)。志願者数、倍率ともに03年度の開校から過去最低となった。 松山西は志願者が前年度から100人減少し、倍率は0.63ポイント減の1.85倍で過去最低。宇和島南は0.27ポイント減の1.36倍だった。一方、6年連続定員割れだった今治東は0.20ポイント増の1.16倍で、7年ぶりに志願者が定員を上回った。 高校教育課は、志願者の減少傾向を「少子化の影響もあるが、特に私立が多い松山では体験入学会の機会を増やすなど積極的なPRが必要」と指摘。
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