年末年始をふるさとで過ごす人たちや観光客を出迎えようと20日、愛媛県松山市南江戸1丁目のJR松山駅で駅員らが恒例のジャンボ門松を据え付けた。窪仁志駅長は「伝統文化の季節感を味わってほしい」と話している。 門松は高さ約2.8メートル、重さ約100キロ。駅員やOB約20人が12月初旬ごろから県内の山で竹を切り出し、松や梅、ナンテンの枝、鶴亀の水引細工を華やかに飾り付けた。 冷たい風が吹く中、駅員らが2基の門松を天井にぶつからないよう運び、人通りの多い駅正面に設置した。前日夜遅くまで形を整えて仕上げたという杉の葉から切りたての香りが漂い、一足早い新春ムードに包まれた。
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