松山市堀之内の愛媛県美術館で開催している「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り」の入場者が20日、2万人を突破した。 2万人目となったのは、友人と訪れた同市高砂町2丁目、看護師竹田亜紀子さん(44)。セレモニーで記念品の同展オリジナルカレンダーを受け取ると、「ずっと来たかったのでうれしい。女性が美しく描かれた細かな絵なので、近くで見てみたい」と話した。 同展は、画家、デザイナーとして19世紀末のパリで活躍したアールヌーボーの巨匠アルフォンス・ミュシャのカラーリトグラフなど246点を展示。ミュシャの芸術の原点となった祖国チェコへの思いにも焦点を当て、ミュシャの多様な魅力を紹介している。
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