正月三が日に伊予十三仏霊場をお参りして開運を祈願する「すごろくまいり」に向け18日、愛媛県東温市田窪の隻手(かたで)薬師として知られる香積寺で準備作業があった。参加者は新たな年を思い、各寺院のご本尊印を押すための開運軸を丁寧に巻いていった。 すごろくまいりは、同市と松山市、砥部町の15寺院を巡り、ご本尊印を集めて開運軸を完成させる。どの寺院から巡ってもいい。各寺院で、すごろくの出た目によって、えとの置物や招き猫などの記念品を受け取れる。 午前8時半ごろ、檀家(だんか)ら約100人が集まり、準備をスタート。毎年参加する人も多く、楽しく談笑しながら作業した。
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