子どもたちに自然や昔ながらの生活に触れてもらう講座「バオバブ体験隊」が15日、愛媛県四国中央市土居町上野の山あいであり、市内外の親子連れら約50人が楽しみながら黒糖作りなどを学んだ。 市民ボランティア団体「四国中央市LOHAS倶楽部(ろはすくらぶ)」(川上喜八郎代表)が主催。2010年度に始め、炭焼き体験や生き物の観察会などを年7回開いている。 参加者は、同倶楽部メンバーが育てたサトウキビの茎の皮を専用の鎌でむいたり、機械を使って汁を搾ったりした。甘い香りが漂う中、直径約1メートル、高さ0.8メートルの大釜で搾り汁をぐらぐらと煮立たせ棒でかき混ぜる様子を見学し、完成した黒糖を味見した。
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