愛媛県は13日、宇和島保健所管内在住の60代自営業男性が重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染し、昨年4月中旬に死亡していたと発表した。県内の感染報告は9例目で全国最多。死亡は4例目となった。 国内の感染報告は48例目、死亡は20人目。 県健康増進課によると、男性は昨年4月2日に発症し、発熱や筋肉痛、血小板減少などの症状があった。同7日に宇和島保健所管内の医療機関を受診後、入院中に亡くなった。男性は海外渡航歴がなく、マダニの刺し口もなかった。 診察した医師が今年11月11日に感染を疑い検査を依頼。今月9日、男性の血液検体からSFTSウイルスが確認されたと国立感染症研究所から県に連絡があった。
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