愛媛県内の小学生が自由にテーマを決めて取材し手作りした新聞の出来栄えを競う「第4回えひめこども新聞グランプリ」(県、県教育委員会、県教育研究協議会、愛媛新聞社主催)の表彰式が14日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールであった。入賞した児童ら約800人が集い、物事を深く考えたり表現したりする力を育む大切さを学んだ。 今回は過去最多の県内277校から9197点(前回比892点増)の応募があった。式では、四国中央市の寒川小1年鈴木奈夕さん(7)らグランプリを受賞した6人をはじめ、ピント賞と協賛社賞、入賞と今回新設した特別賞の計362人と学校賞の10校を表彰。仙波隆三県教育長や土居英雄愛媛新聞社社長らが表彰状や盾を手渡した。グランプリに輝いた児童は、壇上で「方言を使って書いた」「目立つように大事なところは赤字にした」と工夫したところや感想を笑顔で話した。 入賞作品は、1月11~19日にフジグラン松山(松山市宮西1丁目)、2月1~11日にフジグラン川之江(四国中央市妻鳥町)、2月22日~3月2日にフジグラン北宇和島(宇和島市伊吹町)で展示される。
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