オンラインゲームを携帯電話で利用した愛媛県内の男子中学生が2012年に料金約100万円を請求されたとの相談が県消費生活センターへ寄せられていたことが14日、分かった。親が知らないうちに子どもが利用し高額料金を請求されるトラブルが全国で急増、センターなどが注意を呼び掛けている。 センターによると、「コンプリートガチャ」への課金。保護者が携帯電話会社の請求書で気付き「返金できないか」と相談した。発覚時は数十万円だったが、利用が複数月にわたったため総額が100万円を超えたという。 未成年者のオンラインゲームに関する相談件数は、09年度から今年10月末までに19件あり、平均請求額は約22万円。親のクレジットカードを登録済みの端末を使ったり、自分で番号を入力したりする事例が4件あった。
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