愛媛県の松山市教育委員会は9日、市立小中学校と幼稚園への防犯カメラ設置の必要性などを問う保護者アンケートの結果を公表した。「必要」「どちらかといえば必要」が81.5%、「不要」「どちらかといえば不要」が9.1%、「分からない」「未回答」が9.4%だった。結果を踏まえ保護者らと協議し要望校に設置したい考え。 アンケートは未設置の全83校・園の保護者6598人を対象に実施し、81校・園の5839人が回答した(回答率88.5%)。防犯カメラの必要性や要・不要の理由など5項目を尋ねた。 市教委によると、自由記述欄で、必要とした人が「何かあってからでは遅い」「(カメラ設置者が)ルールを守れるならば賛成」とする一方、不必要とした人は「子どもが監視される」「悪用される可能性がある」などと懸念を示した。
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