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商品化 1~2年後めど 県と東洋新薬(福岡)連携

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 愛媛県は10日、県産かんきつや養殖魚などの加工残りかすの成分を使った機能性食品を開発するため、東洋新薬(福岡市)と連携協定を締結した。1~2年後をめどに商品化し、将来的に特定保健用食品(トクホ)の許可取得を目指す。 東洋新薬はトクホの許可取得件数日本一で取引先ブランドの健康食品や化粧品、医薬品を企画・製造する。行政との連携は佐賀県、熊本県、北海道に次いで4例目。 県は同社、愛媛大と連携して素材を発掘し、機能性成分を検証。同社の取引先の食品メーカーなどに商品化を提案する。県内事業所で素材を粉末などに加工し、同社で商品を製造することなどを想定。同社の販売網を生かして全国展開を図る。当面は、花粉症改善作用が期待されるかんきつ「じゃばら」や、かんきつジュース搾りかすの食物繊維、魚由来のコラーゲンなどの活用を検討する。 10日の調印式では、中村時広知事が「連携はステップアップに極めて有効」とあいさつ。東洋新薬の服部利光代表取締役は「愛媛県に1次加工業者がなければ自社工場設立も検討する」と話した。 

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