愛媛県大洲市肱川町山鳥坂の鹿野川ダムの湖面利用協議会が5日、同ダム管理庁舎であり、国内有数のオシドリ生息地保全のため、8月から翌年5月までダム中下流部へエンジン付きボートで立ち入らないとするルール策定に合意した。ブラックバス釣りなどへの規制で漁業者は除く。次回会合で正式承認し、2014年度にも適用する。 同協議会(会長・西沢洋行国土交通省山鳥坂ダム工事事務所長)は行政と漁協、競技ボート、カヌー、野鳥保護、釣りなどの各団体代表20人で構成。5日は、南北方向に約13キロの延長があるダム湖の栗木網場(くりのきあば、西予市野村町坂石)の下流側約7キロで生息時期の10カ月を通じた規制に合意した。
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