11月上旬、愛媛県松山市津和地の中島三和漁協本所から現金千数百万円が盗まれていたことが1日、愛媛新聞の取材で分かった。漁協から被害届を受けた松山西署は、11月22日に窃盗容疑で逮捕した松山市出身、住所不定の無職少年(17)が関与した疑いがあるとみて2日にも調べる。 関係者によると、漁協が窃盗被害に遭ったのは、少年が松山市の高浜港から小型船舶と船外機を盗んだとされる11月8~9日にかけて。少年は8日夕方以降に、盗んだ小型船で中島に渡って同船を乗り捨てた後、さらに別の船を盗んで津和地島に上陸したとみられる。同署と松山海上保安部が共同で捜査している。
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