海が育てたオレンジ、紫、黄色―。愛媛県愛南町のブランド貝「愛南ヒオウギ」の出荷が最盛期を迎え、同町柏崎の愛南漁協内海支所で2日、贈答用セットの出荷作業が始まった。 愛南ヒオウギは鍋物や刺し身、バター焼きなどの食材として親しまれ、同支所ヒオウギ部会が直径8.5センチ以上などの基準を設けて養殖している。 2日は生産者ら7人が、昨年6月に杉葉で稚貝を採取し、1年半かけて10センチ前後に育てたヒオウギ貝を箱詰め。約100箱を松山市や今治市に送り出した。 20個入り3500円、30個入り4500円(クール便、送料込み)など。問い合わせは同部会=電話0895(85)0400。
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