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汚染範囲風船で調査 事故想定し放つ 伊方原発

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 市民団体「伊方原発をとめる会」は2日、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)で重大事故が起きた時に放射能汚染がどこまで広がるか調べるため、500個の風船を同原発近くから空に飛ばした。 松山市で1日に開いた脱原発集会「NO NUKES えひめ」に参加した県内外の約100人が伊方町に移動して実施した。放射性物質に見立てた風船にはとめる会の電話番号やメールアドレスなどを書いた紙を付けており、今月中旬をめどに飛来先などの結果をまとめる予定。 脱原発を訴える学生や青年でつくる「伊方原発をとめまっしょい☆若者連合」が企画を提案。代表の大嶋慶太さん(33)は「伊方原発がひとたび事故を起こせばどこまで被害が広がるか。目に見えない放射性物質の『見える化』をしたい」と話していた。

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