愛媛県久万高原町東明神の久万スキーランドが1日、県内のスキー場で最も早く今シーズンの営業を開始し、大勢のスキーヤーらが待望の初滑りを楽しんだ。 初日は造雪機を使った積雪約70センチ、全長600メートルの1コースが稼働。今月中旬ごろまでにほかのコースも利用可能になる見込み。 11月後半に降雪があった影響などで愛好家の関心が高まり、オープンの午前9時には例年の数倍となる約1500人が来場。リフトの運転が始まると列をなした人たちが続々と滑走し、雪の感触を確かめた。西条市飯岡の会社員伊藤辰徳さん(25)は「今日が楽しみだった。滑ると開放感があって気持ちがいい」と話していた。
↧