愛媛県の松山市立湯築小学校の5年生約100人が19日、校区内にある道後温泉本館(同市道後湯之町)を訪れ、入浴体験を通しマナーや温泉の歴史を学んだ。 入浴体験は、道後温泉の魅力を伝え、もてなしの心を育んでもらおうと湯築地区社会福祉協議会が2010年から実施。社協関係者や民生児童委員ら約10人が、浴室にある湯釜の歴史や「タオルを湯に漬けない」「髪を束ねてから入る」などの入浴ルールを伝えた。 児童は決まりを守って湯船に入り、冷えた体を温めた。また、本館周辺や商店街で観光客にミカンを配り、進んで道案内をした。桜田さくらさん(11)は「湯冷めしない方法や、体を洗ってから湯に入ることなどたくさん教えてもらった」と喜んでいた。
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