「先輩に続いて日本の高校で勉強したいです」。カンボジアで不発弾処理などを行うNPO法人「国際地雷処理・地域復興支援の会」(IMCCD、愛媛県松山市、高山良二理事長)の支援で19日、同国からスロ・リスラエンさん(17)が来県。松山市で暮らしながら、来年1月の市内の私立高の入学試験に向けて準備を進める。 同会の留学支援は、同国出身で松山東雲女子大1年タン・チェンターさん(20)に続き2人目。2人は高山理事長が立ち上げた現地の日本語教室に通っていた。 リスラエンさんはカンボジア北西部のバッタンバン州デ・クロホーム村出身。家には電気がない。長女として3人の弟妹の面倒を見て、牛の世話もしながら勉強に励んできた。
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