赤ちゃんクロザルも歯磨き　健康週間で催し

　「歯と口の健康週間」初日の４日、愛媛県砥部町上原町の県立とべ動物園で、町内外の四つの幼稚園の園児計約１８０人が、クロザルの歯磨きや歯に関するクイズを通し、楽しみながら歯の健康の大切さを学んだ。　伊予歯科医師会（鎌田邦嗣会長）が毎年行い、２０回目。子どもたちは、獣医師から「牛には上の前歯がなく、下の歯と歯茎で葉っぱをかみ切っている」などと動物の歯について説明を受けた。歯科医師が人間の歯について「何歳ごろどんな歯が生えるか」といった説明をすると、興味深そうに聞いていた。　この後、抽選で選ばれた５人が、人工保育中のクロザル「しじみ」（メス、４カ月）の歯磨きに挑戦した。