砥部焼伝統工芸士会会員による「夏の伝統工芸士会展2013」が、愛媛県砥部町大南の砥部焼伝統産業会館で16日まで開かれている。夏らしい色づかいの涼しげな作品がさわやかな風を吹き込んでいる。 毎年夏と冬に開催。町内の15窯元が、小さなぐい飲みから大きなつぼまで幅広く約250点を出品し、一部を除き販売。砥部焼の特徴である青白磁や、白磁に藍色の絵付けが施された作品がずらりと並ぶ。中には丸い形を変形させ花びらの形にしたり、皿の一部に小さな虫の人形を乗せ一部を食べたように見せかけたりしたユニークな作品も。
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