愛媛大医学部付属病院（愛媛県東温市志津川）の外来棟ロビーにこのほど、売店「あいあいｍｉｎｉ」がオープンした。開店から約１カ月、ホウレンソウやゴマ、豆乳などを使ってミキサーで作る「健康野菜ジュース」など工夫を凝らした商品展開で患者や職員から好評を得ている。 医学部経営管理課によると、これまで院内の売店は１号館の１店舗のみ。外来棟には自動販売機しかなかったが、病院の増改築に合わせて出店した。約２３平方メートルと小さいが、既存店とは異なる店にしようと、ジュースのほか、ホウレンソウやニンジンのソフトクリームといった独自メニューを用意している。 人気のジュースはホウレンソウやゴマ、リンゴなどの「ポパイ」、ニンジンときな粉などの「オリーブ」、日替わりで楽しめる「季節のフルーツジュース」の３種類。生野菜や果物を用い、注文後に豆乳と一緒にミキサーにかけ、できたてを提供する。１日３時間半の限定販売だが、多い日で５０杯程度売れることもあり、販売員の兵頭みどりさん（５５）は「客から『健康にいいからうれしい』と言ってもらえている。職員のリピーターも増えてきた」と目を細める。 営業は平日の午前９時半～午後３時、ジュースとスープの販売は午前１０時～午後１時半。ジュースは２８０円、スープは１５０円。
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