伊予灘を背景に音楽を楽しむ「夕焼けプラットホームコンサート」が7日夕、愛媛県伊予市双海町大久保のJR予讃線下灘駅であり、市民ら約1000人がプロのアーティストや地元の小学生らによる歌声を楽しんだ。 市観光協会双海支部や市、JR四国などでつくる運営委員会が主催し28回目。同駅を舞台とした「風の吹く駅で」を作詞・作曲したミュージシャンの高橋研さんと、今春制作されたこの曲のCDで歌を吹き込んだ加藤いづみさん(松山市出身)が出演し、同曲や自身の人気曲を披露した。 あいにくの曇り空で夕日は姿を現さなかったものの、地元の下灘小児童による「風の吹く駅で」の合唱もあり、参加者は秋の海風に吹かれながら聞き入っていた。午後6時40分ごろには特別運行のトロッコ列車も駅に入り、雰囲気を盛り上げた。
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