高校生が商品の売り方を競う第6回「商い甲子園」がこのほど、高知県安芸市であり、過去5回の入賞経験を誇る東温高校商業科(愛媛県東温市志津川)のチームが2011年に続き2度目の優勝を果たした。初出場の伊予農業高校(伊予市下吾川)も準優勝に輝いた。 実行委員会によると、三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎の出身地にちなみ08年から安芸市で開催。今年は8府県19校から29チーム、約180人が集い、商品▽陳列▽接客▽独創性▽テーマ性-の5項目で審査した。 東温高の商品は今治産の規格外キュウリを原材料にした化粧水「野菜水」と、校庭でとれるクヌギの葉を使った「東温石けん」。3年林恵里奈さん(18)は「顧客の立場に立った丁寧な接客を目指した」と振り返る。
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