とべ動物園、松山大と連携協定　学術研究活用も

　県立とべ動物園（愛媛県砥部町上原町）の指定管理者・県動物園協会と松山大学キャリア教育連携事業室は３１日、園の活性化と学生のキャリア形成支援に向けた連携協力協定を結んだ。両者によると、園は学生から展示方法などへの意見を聞き、来園者や魅力の増加につなげる。大学側は園を学生による学術研究の場として活用する。　園で締結式があり、三橋英二園長、松山大の東渕則之キャリアセンター長と経営学部２年生を中心とした学生１５人が出席した。三橋園長は「われわれでは気づかないこともあり、皆さんに期待している」とあいさつ。東渕センター長は、学生が園を訪れ理論と現実の違いを学ぶことで「社会人として生きていく力や考え抜く力を育んでほしい」と述べた。