愛媛県内で26日からフィールドワークを実施している台湾の国立高雄第一科技大大学院修士課程の学生ら7人と姉妹校の愛媛大学生ら11人が29日、県庁を訪れ、上甲啓二副知事と日台交流について意見交換した。 懇談で上甲副知事は台湾の松山(しょうざん)空港と愛媛の松山空港を結ぶチャーター便の10月就航や、自転車を通じた愛媛と台湾の交流も紹介。フィールドワークのテーマは交通やポップカルチャー、スポーツなどで、同科技大大学院の張瑞雄教授は「大学間だけでなく、愛媛との交流が盛んになるよう取り組む」と意義を語った。 交通や地域発展について学ぶ同大学院の劉振宇さん(34)は「今治市や松山市の交通担当課で愛媛の交通事情を学んだ。瀬戸内しまなみ海道でのサイクリングも楽しめた」と笑顔を見せていた。
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