愛媛県松山市の野志克仁市長は30日午前、市役所で会見し、女子児童にわいせつ行為をしたとして懲戒免職となった小学校男性教諭をはじめ、市立小中学校教諭3人が27日に県教育委員会から懲戒処分を受けたことに対し「市民の信頼を著しく損なうもので、誠に遺憾であり、非常に憤りを覚えている」と述べた。 「県を挙げて不祥事根絶に向けて動いている時に、このようなことが起きてしまった」と悔やみ、再発防止に向け、教職員の採用や処分の権限を持つ県教委と、監督責任がある市教委の一層の連携を求めた。 市教委は3人の懲戒処分を受けて30日午後、同市築山町の青少年センターで臨時小中学校長会を開き、あらためて綱紀粛正を求めた。
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