愛媛県伊予市を中心とした少年硬式野球チーム「えひめ港南リトルリーグ」がこのほど、宮城県で行われた全国選抜リトルリーグ大会で初優勝した。選手や保護者ら23人が30日、伊予市役所を訪れ、武智邦典市長に報告した。 チームは2投手を軸に持ち味の「つなぐ野球」で勝ち上がった。初戦を延長戦で制し勢いに乗り、決勝は二回以外毎回得点するなど攻撃力も発揮して勝利。四国代表としては14年ぶり2度目の頂点で、阿部員巳監督(49)は「選手たちは粘り強く戦ってくれた」と振り返った。 武智市長は「全国優勝を自信にして、一層練習に励んでほしい」と激励、選手一人一人に思い出のプレーについて聞いた。2回戦でレフトを守った岩城拓実君(12)=港南中1年=は「ウイニングボールを取ったこと」と笑顔で答えた。
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