愛媛県松山市教育委員会は30日、全ての市立小中学校と幼稚園に防犯カメラを設置し、2014年3月から運用を始める方針を明らかにした。市一般会計9月補正予算案に費用1118万円を計上した。 市教委によると、5月に桑原中(同市畑寺町)で校舎などの窓ガラスが割られた事件を受け、設置済み小中6校を除く小学校54校、中学校24校、幼稚園5園に各3台程度配備する。設置場所は校門や乗り越えやすい塀などを想定しており、学校側と協議する。 既設校は校長の責任で運用しているが、全市立小中・幼稚園への設置に当たり、映像の閲覧権限者や、使用を防犯目的に限定することなどを定めた運用要綱を策定する。
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