道後温泉本館建設１２０周年の記念事業実行委員会が２８日、愛媛県松山市道後公園の子規記念博物館であり、２０１４年４月１０日～１２月３１日に道後地区で展開するアートイベント「道後オンセナート」に参加する芸術家の顔ぶれや、イベントシンボルマークを決定した。 イベントのメーンとなる本館の演出は、音楽ユニット「パフューム」のライブ演出などを手掛けるメディアアーティストグループ「ライゾマティクス」や、霧の彫刻で知られる中谷芙二子さんが担当。ホテルや旅館の１室を宿泊できるアート作品に仕立てる「水平ホテル」の作家に、芸術家草間弥生さんや詩人谷川俊太郎さん、フィンランドで陶芸に取り組む砥部町出身の石本藤雄さんらを選んだ。 イベントのシンボルマークは、本館屋上の振鷺閣（しんろかく）のギヤマン窓の赤と、湯気をイメージした。地元小中学生も参加するパレードなどの企画や、登録制のボランティア組織をつくる方針も示された。
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