子育て中の母親と水産市場関係者が魚離れの解決策を探る座談会が29日、愛媛県松山市三津ふ頭の市水産市場であり、調理の手間や、レシピや保存方法に詳しくないことなど家庭の事情を洗い出した。 市や市場関係者でつくる市水産市場運営協議会が初めて催した。食わず嫌いの子どもに魚食への関心を持ってもらうことを念頭に、中学生の子どもがいる市内の母親8人が、卸売業者や鮮魚店関係者らと意見交換した。 母親らは「働いて帰ってきてからだと、魚料理は手間」「子どもたちだけでは調理しにくい」などと指摘。市場関係者からは「子どもたちが旬の魚のおいしさを知れば、何度も食べたくなるはず」といった声が出た。
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