高齢者の交通事故を防ごうと松山南署は21日、愛媛県松山市市坪北1丁目の市坪集会所で安全教室を開いた。地区のお年寄り約30人が、模擬道路の映像で自分の歩行方法が安全か確認できる「歩行シミュレーター」を使い、安全な横断歩道の渡り方などを確認した。 交通課の浅川善次郎係長が「道路横断時の事故が多い。斜めに渡らず、横断歩道を利用してほしい」と呼び掛けた。参加者は歩行シミュレーターを県内で初めて体験し、署員から「左右確認の回数が少ない」などと指導を受けていた。
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